他の視力回復法との比較(3)脳みそのおせっかいで目が悪くなる〜それを打ち砕くためのガイド・レール理論〜一般的な視力回復トレーニングと全く異なる軸性近視/強度近視を改善するための視力回復コンセプト〜真・視力回復法 新・視力回復法の柱のひとつ、ガイド・レール理論についてです。 これって、ガード・レールよね? (Photo by Kikuko Nakayama) 悪い眼の新しい使い方を次々と開発してしまう脳みそ 視力回復の研究・模索を続けていた経験の中で、 眼の使い方がおかしくなっていたということに気付きました。 眼を凝らす・・・ そう言われれば誰しも同じように眼を凝らすことが出来る。 でも・・・多分・・・ それが目が良い方と悪い方で実は違っているんだと思います。 小さい字を見る為に眼を凝らす、 遠くの小さなものを見る為に目を凝らす、 恐らく、感覚は一緒、 でも、目が悪くなる過程で実際の眼の挙動は違ってる。 自然にそうすれば見える、 という生まれつき身に付いていた目を凝らす感覚・・・ それが知らぬ間に、眼と脳の具体的な挙動は変わってしまっている。 さて歩こう! そう思った時に、同じ歩くことをしているのに、 ある時期まで前かがみ気味だったのに、 ある時期からのけぞるように歩いていたけど、 本人の自覚は全然無い、 そんな感じのことが眼についても起こっているという感じでしょうか? 本来は、 眼を酷使する、休める・・・が、 それなりに自然に出来るバランスだったはず。 そして、 子供の頃の遠い記憶と感覚が思い出せませんが、 恐らく、 「良く見ようとする」=「目を良くする方向に働くバランス」 という時期もあったんじゃないかと思うんですよね。 そうじゃないとすると、本当に人間の欠陥ってことになります。 簡単にバランスが崩れるやわな眼の機構なのに、 眼をいたわる本能が人間にめちゃくちゃ強く備わっているワケでもなく、 そして、 眼からの詳細なヘルプ要請を脳がしっかり受け取る機構も無いみたいだし・・・(^^;) ご参考⇒ 緑内障のメカニズム|目が悪くなる原因は脳の判断ミス〜毛様体筋を弛緩させるのは眼圧と房水の役目って真実?ー視力回復コア・ポータル 状態が悪くなってから、痛みでアラート上げられても困ります(^^;) 更には、目が悪くなり始めると、 「良く見ようとする」=「目を悪くする方向に働くバランス」 という悪い新バランスにいつの間にか置き換わって、 気付かぬ内に視力低下を加速させる負のスパイラルに陥ってるんですよね。 つまり、 見えないのに無理して見ようとすることで、 バランスを崩した状態なのに関わらずに視力をかせげる、 新しい見え方を編み出して脳が学習してしまう ・・・ということでもあります。 いっそ、見えないままの方がよほどマシ。 これが脳みそのおせっかいで目が悪くなる一つの要因じゃないかと。 人間の眼への防衛本能が強ければこんな社会になってたかも? 目がかすんで全く仕事出来ません!10分、目を休ませます! おぅ、仕方ないな、少し休んでからもっと頑張れ! 実際は、 目がかすんで全く仕事出来ません!10分、目を休ませます! はぁ?ふざけんな、もっと近付けば見えるだろ?くらいついてでもやれ! (^^;) また、 この延長で何も考えずに視力回復トレーニングをしてしまい、 さらに選択したトレーニングのタイプが悪かったりすると、 一時的に視力は上がるけど、 すぐに余計に視力が落ちる状態になる危険性も高くなりますよね? この辺りの罠は、過去記事で別の切り口で小出しにしてます。 ご参考⇒ ☆視力回復トレーニングのメカニズム|始める前に知っておくべき真実?|なかなか視力が回復しないあなたへ スポンサードリンク 一晩寝たら、眼の状態がリセットされるワケじゃない 一晩寝ても、 不幸にも、眼の状態がしっかりと回復・改善されなかった場合、 より悪い状態を深く学習するトリガーになってしまいます。 悪い目の使い方を学習して、翌日も残る・・・ それを繰り返す内に完全に定着してしまうわけですね。 バランスを崩した状態でもちょっとした目の使い方の工夫で 若干視力をアップさせるのは簡単に出来るワケです。 それを脳と眼が気付いて頼ってしまうと、 その癖が付いてしまいます。 自然に身に付いたり、 半端な視力回復トレーニングで身に付けてしまったり、 状況は色々と思います。 工夫と言えば聞こえは良いですが、無理してるワケです。 無理矢理視力をアップしている状態というのは、 後でしっぺ返しがやってきます。 そして、 視力回復トレーニングにおいて、 しっかりと眼の状態を理解せずに、 無理矢理視力をアップさせてる状態というのは、 眼の総合機能の最善からかけ離れているため、 視力回復過程のどこかで、恐らく必ず躓きます。 そして、視力悪化・低下の魔のスパイラルに突入するわけですね(^^;) 予防などにメガネやコンタクトを使うのはアリだと思いますが、 適切なトレーニングを併用せずに、 目が悪くなってしまったから仕方ない・・・と日常的に常用し始めると、 これまたそれに適応した目の使い方になります。 それが筋力不足を加速させたり、 目のバランスを崩す方向に加速させたりする状態だったりすると、 これまた、視力低下のスパイラルにいとも簡単に陥ってしまうワケです。 魔の循環ですよね? 前置きが変に長くなってしまった・・・ ガイド・レール理論 視力低下のスパイラルから脱出するにはどうすれば良い??? そのために、新・視力回復法の柱のひとつにしているのがガイド・レール理論です。 脳内には、眼球挙動に関する絶対的な許容値(閾値)がある(仮説) 視力低下は、許容値(閾値)からの逸脱(キッカケ)と悪い学習スパイラルによる(仮説) 一つでもバランスを崩すと他要素のバランスをどんどん崩していく(悪い学習) 全てがうまくバランスするように修復・改善する手法でないと、総合視力は回復しない 悪い学習下(モード)にあると、視力アップ出来たつもりでも視力回復幅が少なく頭打ちになる 悪い学習下(モード)にあると、トレーニング中は視力アップしても止めるとすぐ退行する 悪い学習下(モード)から脱し、脳に眼球コントロールをシフトする必要がある ガイド・レールを意識して視力回復を行うことで視力がしっかりと向上していく ガイド・レールを意識して視力回復を行うことで常時(起きてる間中)トレーニングが可能になる 一般的な視力回復法では「考慮されてない要素」もガイド・レールの大事な要素である え? 当たり前だって? そうですね、当たり前のコトです(^^;) でも、その当たり前が簡単に出来ないから、視力回復はうまく出来てないんですよね? どこに正しいガイド・レールがあるのか? その幅は? どうやればガイド・レールに乗せるコトが出来るのか? それが肝ですが、まだ秘密です(^^;) え? でも、そもそも物理的な変形って戻るワケないと考えると、 ガイド・レールに乗せることなんて出来ないんじゃ??? まぁ、そう思いますよね。 そこでオーバーシュートです(^^;) 理想はガイド・レールの中央値、 でも、いきなりそれは無理だし、最後まで不可能かも知れません(^^;) ただ、 許容値(閾値)の範囲に何とか触れさせることが出来れば、 脳が反応するワケです。 徐々に、レールの中央に寄せられるように、 悪い学習を取り除くように、 眼の状態を改善していけばいいんです。 スポンサードリンク 視力回復の罠(落とし穴) 視力回復の罠として、 脳コントロールが無いままの視力アップ状態 があると考えてます。 意思の力で視力アップ出来ているけれども、 脳にきちんと制御が渡っていない状態での視力アップ。 意識して利用すればとても有用ですが、 これに気付かないままでいると、 いつまでも頭打ち、退行を繰り返しますので注意が必要です。 近視+乱視の例 図を描くほどの内容じゃないんですけど・・・ 総合的にバランスを整えていくのが如何に大事かという例です。 ある方が、 外眼筋だけ鍛えまくれば、角膜変形が治って、乱視治るんじゃね??? そう考えて、 外眼筋だけを鍛えまくってたら、角膜の乱視を改善出来てきてると手応えを感じている! と仮定します。 でも、実は、悪い学習下(モード)から抜け出せずにいて、 →乱視は「意識的に治している間」しか治ってないパターンにはまっている →視力値自体はあまり伸びずに実は頭打ちになっている となり、 実は正しくない視力回復ルートで頑張り続けるという罠にはまっている可能性があります。 総合的にバランスを整えていくのが如何に大事かということです。 そして、 一般的な視力回復法では、対処出来てない「本来対処すべきじゃない???」 という要素がそもそもある・・・というのも超重要なポイントですね(^^;) 一部は過去記事に書いてます(具体的な方法は示してませんけど) 最後に・・・ 簡単にバランスが崩れるやわな眼の機構? 先ほどは、人間の眼ってやわなんだね〜と書きました。 眼がメカニズム的に弱さを持ってるは確かだと思いますが、 全人類の中で、日本人の目の悪さの割合が突出しているのは不思議ですよね? 自分は、誰も原因として取り上げない「一重まぶた」をまず疑い、 そんな記事を最初の頃に書きましたが、 現在では、更に深遠にある究極のトリガーは実はコレなんじゃない? と推測しているモノがあります。 遺伝子だろうって? 残念ながら違います! 個人的には、 視力低下の要因の強さ については、次のように考えてます。 異論は受け付けません(^^;) 遺伝説<環境説、栄養説、成長説などは横並び<姿勢<・・・ずっと跳んで・・・<<一重まぶた<ちょっと跳んで<あるもの あるものついてはまたいつか機会があれば・・・(^^;) こちらの記事もどうぞ⇒ 要手術の重度の眼瞼下垂(がんけんかすい)も自力で治せる〜そして、幼児や小学生などの低年齢の子供でも自力で二重まぶたに出来る方法があるかも知れない・・・というお話〜 ご注意:この参考記事内での「環境要因」は「一重まぶたになる要因」としての捉え方ですので、混乱無きよう・・・ by やすみん001 (yasumin001) / 天人鳥のいる暮らし + 視力回復コア・ポータル|新・視力回復法〜コア・メソッド〜軸性近視からの回復法(Life with pin-tailed whydah(s)/vidua macroura and vision restoration)