白内障の大きな原因:栄養と酸素の対流不均衡という仮説⇒レーザー虹彩切開術などの虹彩への穴あけ治療(手術)で白内障になる可能性が高まる原因と理由とは? 【房水バイパス手術が白内障の進行を早める?】虹彩切開・切除で眼圧を下げる治療や手術の前に知っておきたいメカニズムと仮説【目の病気と治療のウソホント】 Hypothesis: a major cause of cataract: convection imbalance of nutrients and oxygen 仮説:白内障の大きな原因:栄養と酸素の対流不均衡 白内障と老眼/近視と虹彩筋(新常識?)〜白内障進行の真のトリガーは酸素と栄養不足?〜視力回復トレーニングで白内障を予防可能?〜そして、隅角閉塞症(狭隅角)との関係とは?〜 で書いた、 酸素や栄養素の不足が白内障を引き起こす大きな原因なんじゃないの? ってなことを書いたわけですが、 房水の対流と、酸素や栄養素の濃度の差を図に描き加えてみました。 まぁ、書くまでも無い図と言えばそうなんですが(^^;) レーザー虹彩切開術での虹彩への「孔」空け状態を想定しての図です。 #酸素/栄養の濃度分布、房水の対流を示しています。 #作図ツールの都合上、イメージ通りに作るのがめんどくさくて、さらに超テキトーですが(^^;) スポンサードリンク さて、 隅角閉塞症(狭隅角)と診断されると、 急激な発作の予防策として、 大抵は、虹彩に穴を開ける治療が行われます。 レーザー虹彩切開術と、角膜水泡症との有意な関係が認められ、 レーザーによる手術も進化・改善しています。 ALT(アルゴンレーザー線維柱帯形成術)→ 水疱性角膜症の発症率が高く使われない傾向に SLT(選択的レーザー繊維柱形成術) ただそれでも、数年後に何らかの疾患を併発することが懸念され? 近年では、レーザーをそもそも使わない手術が選択される傾向にはなって来てるようです。 虹彩と水晶体の詰まり(医学用語で瞳孔ブロック)という根本が改善されずに、 虹彩に穴を開ける治療だと、房水の対流や濃度が大きく変わると思います。 スポンサードリンク この房水の流れが変わることと、酸素や栄養素の流れが変わることを 医学的には重要視していない(というより着目していない?)ようですが、 どうにも関係があるように思えて仕方ありません(^^;) 閉塞による眼圧上昇が改善されても、 白内障になる確率があがってしまうのではなんだか片手落ち感が否めませんよね? 栄養素や酸素が豊富な部分がどのように流れるのかに着目すると、 レーザー手術などで孔を空けた場合は、流路が変わることで、更に栄養不足になりそうです。 穴を開ける前⇒酸素/栄養濃度の濃い新しい房水が、瞳孔ブロック部分の隙間を何とか流れていた 穴を開けた後⇒酸素/栄養濃度の濃い新しい房水が、ブロック部分に届かずに穴からそのまま抜けてしまう 水晶体が受け取る酸素や栄養の不足が白内障を招く、という仮説が正しいとすると、 虹彩に穴を開ける治療の方法はあまりよろしい治療法ではないのかも知れませんね。 注:医学素人の勝手な見解です(^^;)