視力回復トレーニング〜9x9x5x5x3チェック法(1B/3B)〜目の状態を総合的把握する1|真・視力回復法 9x9x5x5x3チェック法 真・視力回復法における、視力や見え方の状態確認/把握用のチェック法です。 5x2x11x4x2x8x3x3チェック法というのもあります。 合わせると、9x9x5x5x3x5x2x11x4x2x8x3x3(@@) 長過ぎよ〜 一応、語呂が悪くないように順番は微調整したけどね〜(^^;) 真・視力回復法は、視力の変動が激しい(過渡期) 眼鏡の掛け外しが必要だけど、最低限必要な感じになったので満足! という方もいれば、 絶対眼鏡やコンタクトは不要にしたい! その中でも、 最低限な正視視力(0.8〜1.0)が欲しい方もいれば、 いやいやどうせなら2.0まで視力を回復させたい!という方もいらっしゃるでしょう。 真・視力回復法は、軽い目の悪さの方にも効果があると考えてますが、 基本的に軸性近視/強度近視からの脱却を目指す方法 です。 真・視力回復法では、複数の改善ポイントを同時に操る為、 視力回復過程で、ドラスティックな視力の変動幅があります。 真・視力回復法は、視軸の方向の違いでの視力差も激しい(過渡期) 近視や乱視が根治するまでは、 視力変動幅だけじゃなく、視軸の方向の違いでの視力差も激しい ・・・という方が多いと思います。 視軸の方向の違いでの視力差も激しい理由 正視の方は、脳が理想としている眼球形状の範囲にあり、 眼筋コントロールを精密に行える、つまり、 各種の眼筋のコントロールを脳みそがきっちりと支配下に置けているわけです。 超軽度の近視/乱視の方は、 脳が理想としている眼球形状から逸脱しているけれども、 脳内の映像補正力が及ぶ範囲内にかろうじて収まっている状態とも言えます。 中・強度の近視/乱視の方は、 脳が理想としている眼球形状から逸脱していて、 眼筋コントロールがうまく出来ずに、視力が出せない状態になっているわけです。 角膜変形であれ、眼軸伸長であれ、眼球の変形が伴うということは、 色々なコントロールが大変になるということでもあります。 こうなると脳は、補正を途中で諦めたり、片目からの映像情報を 完全にシャットアウトしたりと色々なサボリを始めます。 スポンサードリンク 眼球変形で脳が視力コントロールを失う例 これまでも軸性近視に進行してしまうパターン例を幾つか書いてますが、 ここではちょっとまた違った視点で。 下のアニメーションGIFは、眼球変形時の眼球の動き例です。 手抜きで外眼筋を直線で表現してますが、脳内補正お願いします(^^;) 大げさに変形強調していますが、実際の変形は、 24mmが27mmになるなどのミリ単位であることに注意して下さい。 変なトコがズレてることに深い意味はありません(^^;) ポイントは、楕円体になってしまった場合には、 楕円体の中心軸できれいに回転出来るとは限らないということです。 アニメGIFでは、正視眼と同じ眼筋の移動量の途中で、 後部が眼球鞘(を取り巻く眼窩内脂肪)にぶつかって、 回転が止まって(引っ掛かって)しまう例を示しています(つもり) ここからさらに視軸に角度を付けようとすると、楕円体の中心軸すらも ズレながらという複雑な動きになると考えられます。 実際の変形の諸条件は個々人で様々なので、 実に様々なケースが考えられるワケです。 脳みそはこんな眼球の状態を想定していないわけですから、 コントロールを失っても不思議ではありません。 同様のことが、毛様体筋にも言えるワケですね。 ちょっと不思議な眼の構造の話 眼球鞘(テノン嚢)と眼球後部が綺麗に包まれている図にしていますが、 実際には、(図では省略している)視神経全体が、 鞘に包まれて眼球に接続し、更には、 眼球鞘ごしに、視神経を円形に取り囲むような配置の、 それぞれ8本ほどの神経や血管(動脈/静脈)が、 眼球鞘を突き破って、視神経から離れた眼球後部に侵入するなどしています。 外眼筋も眼球鞘を貫通して眼球に接続されています。 眼球鞘(テノン嚢)は丈夫な構造をしていて、 眼球のすべりを良くするのも目的とかかれてたりするんですが、 その割には、眼球鞘と眼球の間で、太い視神経束のみならず、 細い血管や神経繊維が振り回される構造なワケです。 仮に、眼球鞘と眼球がガッツリ密着した状態で眼球が動くと、 条件にもよりますが、それらの神経や血管を眼球と眼球鞘が、 ズリズリ、ゴリゴリとこねくり回しかねないおかしな?構造なんですよね。 正直、何でこんな構造なの? という疑問がある眼の構造ではあります(^^;) ただ、眼球を激しく動かしたからと言って、 眼球後部から大量出血した!神経が切れた! なんて話は聞いたことが無いので、 まあ、そこそこじょうぶな代物なんでしょうね? 網膜全体へのピントもマチマチ? 外部変形の条件によって、 角膜の変形、水晶体との相互連携の崩れの結果などと合わせて、 網膜投射の崩れも発生している可能性があります。 理想的には外界からの光点に対するピントは、網膜全体で同一であるべきです(たぶん) 眼球が楕円に変形した時点で、網膜の中心窩付近の中心視野と周辺視野部で 大きくピントがズレている可能性があります。 視点の中央部だけに意識を集中してピントが合っていても、 全体を俯瞰するようにリラックスして見た時にいきなりピント全体が崩れるとすれば、 この辺りに課題があるのかも知れません。 9x9x5x5x3チェック法の1st9 最初の9(1st9):目の前の視界を9分割してチェック ・・・という意味です。 視力回復法と視力回復アプローチの性質上、 9分割程度で意識していれば問題無いと考えています。 自分でやってる分には番号を振る必要がありませんが、 一応、9分割(左上⇒右下に1から9と振る)としておきます。 部分的に目の悪さが際立っている部分があって、 チェックポイントを増やしたい方はそこだけ個別に増やせば良いワケです。 自身の眼の最悪の状態は、視力自体は0.02〜0.04(10D)程度と、 分類によっては強度近視に入る程度と、 もの凄い強度近視ではありませんでしたが、 乱視や複視、斜視の複合で見え方自体はひどいものでした。 当時直近の眼鏡は5D弱〜6D弱のものでしたが、その眼鏡をしてもなお、 ろくに見えないという状況に急激に陥ってしまっていたワケです。 興味ある方はどうぞ⇒自分の眼鏡の度数から、当時の視力を調べてみた 当時の自分の場合だと、 2番の枠(エリア)の上の方などで、強い複視の自覚がありましたので、 2番、2番の上の方、とか、好きにチェックポイントを作れば良いわけです。 自分だけでやる分には、 「上の上の方」とか、「右上のさらに右上の方」が複視がひどい、 という言う感じで番号なんて使ってませんでしたけど(^^;) それぞれの領域(エリア/マス)での視力や目の見え方などをおおまかにチェックして置き、 それらの変化でどこにトレーニングの重点をおくべきかなどを判断する基準にするワケです。 以降も同様です。 見え方や眼の状態に応じて、重点を置くトレーニングや、 オーバーシュートの種類などを切り替えていくワケです。 スポンサードリンク 9x9x5x5x3チェック法の2nd9 2番目の9(2nd9):首の向きを9分割してチェック 首を向ける位置を9分割して、状態を確認します。 いきなり大変ですね(^^;) 先の9分割と合わせると、81エリアが発生することになります。 ただし、先ほど書いたように、視力回復法の特性上、 何となくの把握でとりあえず十分と思います。 知らず知らずの内に偏った改善になっていないか? を確認するのも目的なワケですし、 日々の体調での変動も案外少なくないので、 神経質になる必要はありません。 (2016/8/14追記) 視力回復トレーニング〜目と首の深い関係〜癒着/固着/不要スポットが地味に視力低下や眼病を招くメカニズム?〜9x9x5x5x3チェック法の2nd9の補足 9x9x5x5x3チェック法の3rd5 3番目の5(3rd5):距離を5分割してチェック ある程度の基礎力が付いた段階からは、 複数の改善ポイントを同時に調整して行きます。 距離を含めると、一気に複雑になりますが、 当初のチェックとしては、2分割、3分割程度で良いと思います。 9x9x5x5x3チェック法の4th5 4番目の5(4th5):明るさを5分割してチェック これも目の状態と生活スタイルに合わせて確認すれば良いので、 5分割!と気負う必要はありません。 1:晴天下 2:生活平均より明るい状態 3:生活平均の明るさ 4:生活平均より薄暗い状態 5:かなり暗い状態 9x9x5x5x3チェック法の5th3 5番目の3(5th3):左目、右目、両目を3分割してチェック もちろん、目の悪さや目の状態によりますが、 当初は両目だけでのチェックでも十分と思います。 普段の生活で必要な領域(重点領域)を決める 真・視力回復法での視力アップのイメージとしては、 階段を一段一段昇るようにステップを刻む感じというより、 いきなり段飛ばしでステップアップするようなことの積み重ねとなります。 複数あるパラメータを順次固定して、 綺麗な右肩上がりする視力の上がり方を実現出来れば、 視力到達予定日などの予想も立て易いんでしょうけどね(^^;) そもそもが、短期間での視力アップを目指していることと、 強度近視レベルに目が悪い方の目の状態と改善の仕方を考えると、 日に日に視力がアップということは限りなく少ないと思います。 ある程度の基礎力⇒一気に視力アップ⇒ 維持時間を長くする⇒眼球全体の健康度と視力が徐々に底上げ 特に低視力状態の過渡期では、 各条件の違いで、視力の上がり具合が大きく違ったりを経験すると思います。 最終的には、全方位、全条件で視力が目標を達するのが目的ですが、 過渡期には、重点目標を決めておくのが良いかも知れません。 全体が改善してシームレスに統合されるまでは、 エリア(マス)や状態条件ごとに目の使い方が違っている、 つまり、見え方が違う、 という状態が当たり前に混在するからです。 弱い部分を強化するのに重点をおくべきか、 強い部分から強化するべきかなどは、 眼の状態で変わってくるので、 より効果的にトレーニングするためにも、 目の見え方や状態を都度把握しながら調整して行くことはとても大事です。