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【近視回復の研究】 ムチンで視力は本当に回復する?(ドライアイの眼の状態と治療の美しい動画あり)|視力回復コア・ポータル

なんだろう、コレ・・・

ボコボコぼこぼこ

(Photo by msya3)


角膜上皮の剥がれと、高粘性な目薬製品で治療する美しい3Dグラフィック

角膜上皮が剥がれる様子と、ムチンじゃないけど、目薬で治療するシーンが美しいCGで説明されてるね。
ミクロの世界の動きを体感出来るわよ? ちょっと長いけど。

しかしこの映像のクオリティ・・・どれだけの費用と時間があれば作れるんだろう・・・





角膜表面は、3層構造で保護されている

油層(瞼板のマイボーム腺から生成)⇒ 水層(涙液)⇒ ムチン層


となってるようです。


油層・・・いかにも重要そうですね。

この3層構造を見ると、ムチンってそんなに重要なポジションなの?という気もして来るわね?
でも、上の動画見たら、何か大事そうに見えるよね?
確かにね〜



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ムチンを少し調べて見ます

ムチン - Wikipedia より抜粋。

指摘を受けて調べてみたらWikipeiaの記載が変わっていたので訂正(2019/8/12)

ムチン (mucin)

動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた粘性物質である。

一般的に強い粘性(ぬめり)を持ち、保水性も非常に高い

粘素と訳されることもある。

植物にも含まれるほか、一部の菌類も分泌する。

 

実際には分子量100万〜1000万の、糖を多量に含む

糖タンパク質(粘液糖タンパク質)の混合物であり、

細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っている。

 

ムチンはアポムチンと呼ばれるコアタンパクが、

無数の糖鎖によって修飾されてできた巨大分子の総称である。

 

ムチンには、上皮細胞などが産生する分泌型ムチンと、

疎水性の膜貫通部位を持ち細胞膜に結合した状態で存在する膜結合型ムチンがある。

 

ムチンのもつ強い粘性や水分子の保持能力、

タンパク質分解酵素への耐性など、

さまざまな性質の要因となっている。

 

動物の分泌する粘液にはほぼ全てムチンが含まれており、

口腔、胃、腸をはじめとする消化器官や鼻腔、腟、関節液

目の表面の粘膜は、すべてムチンに覆われているといえる。

 

また、ウナギをはじめとする一部の魚類特有の体表のぬめりもムチンである。

 

 

 

ムチン (mucin)

ムチン (mucin) は動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた粘性物質である。

粘素と訳されることもある。ムチン(mucin)はmucus(粘液)を語源とする。

 

実際には分子量100万〜1000万の、を多量に含む糖タンパク質(粘液糖タンパク質)の混合物であり、

細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っている。

 

食品としてみると水溶性食物繊維に分類される。

オクラ里芋のネバネバ成分もムチンと称されているが、日本国外の文献では植物由来のものは必ずしもムチンとは呼ばれていないことも多い。

 

構造

ムチンはアポムチンと呼ばれるコアタンパクが、無数の糖鎖によって修飾されてできた巨大分子の総称である。コアタンパクの主要領域は大半がセリントレオニンからなる10〜80残基のペプチドの繰り返し構造であり、このセリンまたはトレオニンの水酸基に対し、糖鎖の還元末端のN-アセチルガラクトサミンα-O-グリコシド結合(ムチン型結合)により高頻度で結合している。

一般的に、糖鎖はN-アセチルガラクトサミン、N-アセチルグルコサミンガラクトースフコースシアル酸などから構成される。糖鎖はムチンの分子量の50%以上を占め、ムチンのもつ強い粘性や水分子の保持能力、タンパク質分解酵素への耐性など、さまざまな性質の要因となっている。

ムチンには、上皮細胞などが産生する分泌型ムチンと、疎水性の膜貫通部位を持ち細胞膜に結合した状態で存在する膜結合型ムチンがある。

ムチンのコアタンパクは総称してMUCと呼ばれており、発見順に番号が振られている。このコアタンパクをコードする遺伝子は、ヒトムチンは少なくとも20種類[1](MUC1, 2, 3A, 3B, 4, 5AC, 5B, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 15, 16, 17, 18, 19)あることがわかっており、うちMUC2, 5AC, 5B, 6は分泌型ムチン、MUC1, 3A, 3B, 4, 11, 12, 13は膜結合型ムチンである

 

性質

一般的に強い粘性を持ち、保水性も非常に高い。

 

生体内のムチン

動物の分泌する粘液にはほぼ全てムチンが含まれており、口腔、胃、腸をはじめとする消化器官や鼻腔、腟、関節液、目の表面の粘膜は、すべてムチンに覆われているといえる。ムチンは杯細胞から分泌され、粘膜表面を物理的に外的刺激から保護している。また、ウナギをはじめとする一部の魚類特有の体表のぬめりもムチンである。


ムチンって体のあちこちにあるみたいですね。


えっと・・・ここからは、Wikipedia先生が残念ながら知識不足なので、

アチコチで拾い読みした情報で・・・(^^;)


極力、研究論文や教科書系の情報拾いましたが、

間違ってるかも知れないので、そんな感じで受け止めてください(^^;)


ムチンは2種類ある


油層(瞼板のマイボーム腺から生成)

⇒ 水層(涙液)
  結膜上皮の杯細胞から生成した分泌型ムチンが水分と混じりゲル状になる。

⇒ ムチン層
  角膜上皮最上層細胞に多数ある微絨毛から生成?された膜結合型ムチン数種
  網状にまとわり付いてる)⇒上の動画だとあまり網状になってない。




ちなみに

角膜の構造

角膜 ? Wikipedia もイマイチだったので、他の情報で補完してます。


ヒトの場合は、

直径約12mm、厚さは中央部が約0.5mm、周辺部が約0.7mm。


角膜を構成する層の数はほ乳類においても異なる。

ヒトの角膜は6層、イヌ、ネコなどは4層、ヒト以外の霊長類は5層。


角膜が透明なのは、

結合組織(主にコラーゲン)が規則正しく配列しているからである。


1.角膜上皮(50〜80μm)

  ⇒ 一番外側(体表側)にある層で、重層扁平上皮からなる。再生可能

  5?7 層で上に行くにつれ扁平になる。「こすれ」に強い構造。

  最上層の細胞には、微絨毛が多数(上の動画のゲジゲジ)

  こすれとか、乾きで剥がれると、下の細胞が移動してくるので、数時間で修復する、

  ちょっと大きい損傷でも、基底層(ボーマン膜にがっつり結合している層)までの

  大きな損傷でなければ、数日程度で復旧する位、

  基本的に、自己治癒能力(修復力)は高いらしい。


2.ボーマン膜(外境界膜)(10μm)

  ⇒再生力は無く、取り除くと生涯再生しない。


3.角膜実質層(400〜500μm)


5.デスメ膜(内境界膜)(10μm)

  ⇒年齢で厚くなるらしい。


6.角膜内皮(5μm)


⇒ 一番内側(網膜側)にある層で、単層立方上皮からなる。

  単層構造で六角形。再生しないので周りの細胞が歪んで?補完するらしい。


角膜には血管が侵入せず、

酸素や栄養分は涙や前眼房水から供給される。


角膜には、三叉神経第一枝の眼神経が分布しており、

刺激を与えると目を閉じる瞬目反射が起こる。

この反射は両側性で、片目だけ刺激しても両方の目を閉じてしまう。

瞬目反射は、中枢神経系の働きを調べる点で、臨床的に重要である。




ところで、ちょっと脱線するけど、

気付いた? オルソケラトロジーの疑問点

【近視回復の研究】 オルソケラトロジーについてすごく勘違いしてた(^^;) で、


オルソを止めれば角膜は元に戻ります、ただし、視力も戻っちゃうけど・・・

ってなコトが書いてるけど、


厳密には、本当にオルソをやる前と同じ眼の状態にはならなそう・・・


あまり若い内からトライするのはちょっと怖そうですね。


と、書いたのは、

角膜内皮(5μm)が再生しない細胞なのよね?

ってのが引っ掛かったから。


再生しない「単層立方上皮」って最内側の細胞ごと、ぐんにゃり力で曲げちゃうんでしょ? 絶対、すっかり元には戻らないよね???


あと、

ドライ・アイの原因についての考え方が日本と諸外国で違うのだそう

研究者で違うならまだしも、国単位で違うってどういうコト?

何か良く分かりませんが、

この日本独自の考え方のおかげで、

ムチン増産、産出を刺激するような目薬製品を日本が世界に先駆けて作れたとか。


「眼表面の層別治療」というドライアイ治療の新しい考え方は以下を参照。

TFOT(眼表面の層別治療)  ドライアイ研究会


油膜はそんなに役に立ってないもの・・・

という考え方にシフトしたという風にも見えますね。


ほんと?

油膜って結構強いですよね???

あんなにパックリと穴空くものなの?


確かに、上の紹介動画も平気でパコッと割れてるけど、

ちょっと違和感があるなぁ・・・

あんなに表面張力とか粘性無視して割れるもんなんですかね?(^^;)



話は全然違うけど、

あんな微絨毛生えてるのに、角膜が透明に見えるって、何か不思議。



気になるのは・・・


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対症療法アプローチにしたいの?

ドライ・アイですね⇒ お薬(目薬)処方しましょう・・・


乾かないように、まばたき増やしましょう・・・

エアコンに当たらないようにしましょう・・・

加湿器使いましょう・・・

程度の、

原因除去提案はあっても、


まばたきで涙腺に刺激与えましょう・・・とか、

まばたきで、マイボーム腺に刺激与えましょう・・・とか、

ビタミンAを摂って、根本から改善しましょう・・・とか、


眼周りの機能改善や栄養面でのアドバイスってのは、

基本的に無いみたいなんだけど、いいの?




ビタミンAって何?

突然出て来たビタミンA(^^;)


ムチンは角膜に存在する特別なものではないのは、

先ほどのWikipedia先生の情報で分かりました。


ムチンの生成にはビタミンAが必要なのだそう。


食べ物で視力回復出来るなら楽で良いよね?ブルーベリーの真偽を追ったら大変なコトになった

で、

ブルーベリーやカシス食べるより、ビタミンA摂った方が目には良いんじゃない???

なんてコト書きましたが、またまた、ビタミンAが登場ですね。


でも、

農林水産省/とりすぎに注意、ビタミンA

なんて情報もあるので、注意ですね。


脂溶性ビタミン - Wikipedia によると、

脂溶性ビタミン(しようせいビタミン)

水に溶けにくく油(脂)に溶けやすいビタミンの総称。


脂溶性ビタミンは水洗いや加熱調理による損失が少なく、

油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まる


なお、

過剰に摂取した場合、水溶性ビタミンのように尿で排出されないので

人体に害を及ぼす場合がある



主な脂溶性ビタミン

ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK



だそう。


何事も適量が大事・・・でも、その適量が分からないトコロが辛いですよね。



コーヒーなんて、その代表格ですよね?

飲みすぎ良くないとか、たくさん飲むと良いとか(^^;)


そして、

タイトルにかいたムチンで視力回復?の件

素人目線で考えると、


微絨毛で、涙(水分)は保持出来る、


でも、でこぼこな微絨毛とまぶたがこすれちゃうと、

角膜上皮ごと、まぶたに持ってかれるので、

微絨毛にまとわりついてる膜型ムチンで滑らせる構造になってる


ってのが納得しやすいんだけど、



先ほどのTFOT(眼表面の層別治療) を見ると、


角結膜上皮細胞に発現している膜型ムチンは、

上皮表面の水濡れ性維持に寄与していると考えられています。

とあります。


機能を果たしている・・・の断定ではなく、寄与していると考えられている・・・

という微妙な表現が・・・(^^;)


滑らせる役割じゃなくて、水濡れ特性維持(保持する)の役割 ⇒だから角膜上皮上の膜型ムチンが少ないと、角膜保護3層を貫通する穴が角膜上皮まで達して、超でこぼこになる! 

ってな論理を無理矢理組み立てるためにしか見えない自分って歪んでる?(^^;)



元々、ざっと調べて、

微絨毛付きの最上層角膜上皮が大きく吹っ飛んでる(大きな傷)時しか、

角膜上皮細胞の疎水性による水分弾きは有り得なくて、

ちょっとした角膜の傷程度であれば、

損傷した部位も角膜保護3層が埋めて、角膜保護層の表面は滑らかになる・・・

と考えてました。


だから、

ドライ・アイで涙の表面がボコボコなってるから視力が落ちる!
ムチンな目薬でそれが治るから視力がアップする!


ほんとにぃ〜〜〜〜?

って思って、調べながら記事書いてみたワケです。


結局、良く分からなかったんですが(^^;)


真実は如何に???




(未来からの追記)こちらの記事もどうぞ⇒



〜おわり by yasumin001 (やすみん001) / 天人鳥のいる暮らし+新・視力回復法(Life with pin-tailed whydah(s)/vidua macroura+vision restoration)〜

プロフィール

やすみん001の研究部屋。40半ば過ぎ(2015年当時)のスモーカーなおっさん。失明恐怖 から急遽視力回復の模索/研究を始め、視力0.02⇒1週間で0.4、2ヶ月で2.0(瞬間視力)に回復⇒ 視力アップ(変化)を画像でどうぞ。 「軸性近視+不正乱視+斜視+複視、はたまた、眼精疲労や頭痛やドライアイ」から脱却出来る独自な視力回復法を有償化すべく模索中(課題や状況ちょっと書いてます⇒ )。 (自分の脱力さん賞賛で脱力法ベースと勘違いした方が居たので補足)真・視力回復法は、脱力法とは発想と実現手法が異なる視力回復法です(^^;)。 片目がほぼ見えなくなった話はブログの方でどうぞ【眼球内破壊で視界まっくろ】でも、全然見えない状態から見え始めて来ている、というおはなし





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