良い乱視、普通の乱視、悪い乱視〜視力回復に大きく影響する乱視のタイプ+乱視矯正・補正の疑問+夜盲症(鳥目)、夕方近視、夕方老眼についての疑問のお話〜ちょっと雑談ちっくに−視力回復コア・ポータル
あはは・・・
この記事の内容は、自身の視力回復体験における推測と、
医学素人の言いたい放題から成りなって居ます(^^;)
乱視には色々あれど・・・
医学的な分類と正確には違いますが、
簡略化の為に、ざっくり行きます(^^;)
自分の乱視の場合
外界の1点からの光が網膜の複数点に結像してしまう、
いわゆる不正乱視に収差が加わっています。
いわゆるメガネ、コンタクトでは矯正出来ないとされている最悪の乱視です。
お詫び あちこちに自分は、MIX乱視(混合性乱視)と書いてましたが、 どうやら「不正乱視」というのが正しいようです。 ずっと、 MIX乱視(混合性乱視)=不正乱視 と勘違いしてました、すいませんm(_ _)m 記事内の記述は、徐々に直します・・・
タイトルが一番めんどくさい・・・(^^;) 元画像残ってるかなぁ・・・ |
乱視の要因と罹患者構成比
乱視の要因としては、
- 角膜歪み要因の近視の人の数 >> 水晶体歪み要因の近視の人の数
・・・と、
圧倒的に角膜要因の乱視の方が多いと言われています。
そして、
眼球の角膜の歪みは、次の順に多いとされているようです。
- 直乱視⇒ 角膜が横長に楕円 (正面から見て)
- 倒乱視⇒ 角膜が縦長に楕円
- 斜乱視⇒ 横長、縦長の楕円が回転している
単性乱視の乱れ方はシンプルですね(^^;)
次の図が単性乱視の場合の見え方の例です。
左上:正常な画像 右上:単純な近視
左下:A=0度の正乱視(直乱視) 右下:A=90度の正乱視(倒乱視)
Astigmatism text blur
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メガネやコンタクトの乱視の矯正・補正
メガネやコンタクトの乱視の矯正・補正は、
この考え方に基いていて、
円柱レンズ(近視・遠視に応じて凹凸レンズと合成されたレンズ)
で補正するということになります。
円柱レンズはこんなレンズ⇒
Lentille cylindrique biconcave perspective
" by Christophe Dang Ngoc Chan (cdang
) - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0
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円柱レンズで矯正・補正出来ないケース
恐らく、
X軸Y軸のプラス・マイナス方向のそれぞれの角膜カーブは対称、
という考え方で、円柱レンズは作られているため、
眼球の下側だけ扁平が強くて曲率が強い・・・
と言ったケースには対応出来ないとも言えると思います。
(ざっと調べた感じでは角膜中心に非対称な曲率レンズは見当たりませんでした)
不正乱視とその矯正方法の実状
一般的定義での「不正乱視」は、
角膜表面が傷等でデコボコである的な表現が多い印象です。
実際には、
角膜の曲率が緩やかに均等でなかったり、
切り出す角度で曲率が色々と異なるように緩やかに歪んだりのケースも、
「不正乱視」に含まれています。
見方を変えれば、
「外界の1点が、網膜内の複数点に合焦する酷い乱視」
ということになります。
最近では、不正乱視の角膜レンズの曲率を計測出来る機器なども色々とあるようです。
多次元変数で角膜レンズを表現しているとかの理由でしょうか?
不正乱視は、高次乱視とも呼ばれているようです。
ただ、だからと言って、個々人の状態に完全にフィットしたカスタムレンズが
簡単に作れる訳ではありませんから、直接的な恩恵は現状では無いと思われます。
あ、ちょっと表現が適切じゃありませんね。
寝る時コンタクトのオルソケラトロジーでは、
角膜を押し潰して変形させるのでこの辺りには対応出来ます。
手術と異なり、何かあれば以前の状態に戻れるのがメリットと思ってましたが、
オルソケラトロジーも、不可逆な要素を含む可能性があると分かったので、
もはや自分の興味対象外なので詳しくは書きません。
ご参考⇒
↓オルソケラトロジーについてお勉強してみた
↓やっぱりオルソケラトロジーって再生出来ない細胞層を壊すよね?というお話
そもそも角膜の矯正・補正って最善の方法なの?
そもそも、個人的には、色々な理由で、
角膜の状態は「日々簡単に変わる」と思ってます。
そう考えると、
そもそも乱視をレンズなどで矯正・補正するという考え方に
疑問が発生します(^^;)
過去記事でも書いてますが、
コンタクトは涙で微調整可能なのでまだ良いですが、
(実際、乱視矯正コンタクトを入れずに涙で・・・と処方されることの方が多いっぽい)
メガメで厳密な乱視の矯正・補正というのはやっぱり難しいんじゃないでしょうか。
以前書いた視軸のメガネへの突入角度の問題や、利き目バランスの問題もありますしね。
直乱視・・・と診断されても、先に書いた例のように、
実は、厳密に計測すると、眼球の上下で実は曲率違ってない?とか(^^;)
直感的に考えると、
本当に上下対称に綺麗に扁平している方って多いの?って思ってしまう。
そうすると、脳が慣れずにに、いつまでもめまいがして苦しい・・・
という方は、その辺りの罠にはまっている可能性も出て来ますよね?
過去にも、
一度も満足するメガネ作れたことがないって記事書きましたが、
恐らく、自分は多分このパターンにはまっていたんだと思います。
まぁ、コンタクトにも本当に良いのかなぁ?
という大きな疑義はあるんですけど、今回はフォーカスしません。
気になる方は過去記事を探ってみて下さい(^^;)
あぁ、また前置きが長くなってしまった・・・
良い乱視、普通の乱視、悪い乱視〜視力回復観点から〜
個人的な自己観察として、
ちょっと乱暴ですが、
乱視の見え方の状態別に、
以下の感じで分類出来るんじゃないかと考えてます。
(ぼかした例です(^^;)自分の実際の分析はもうちょっと異なります)
- 脳内補正がある程度で止まる(諦める)乱視
- 脳内補正を延々と続ける(頑張る)乱視
- 脳内補正が止まる(諦める)⇒物理補正が活発になる状態へ移行させ易い乱視
- 「脳内補正が活発+物理補正が活発」な状態に移行させ易い乱視
つまり・・・
普通の乱視
- 脳内補正がある程度で止まる(諦める)乱視
悪い乱視
- 脳内補正を延々と続ける(頑張る)乱視
良い乱視
- 脳内補正が止まる(諦める)⇒物理補正が活発になる状態へ移行させ易い乱視
- 「脳内補正が活発+物理補正が活発」な状態に移行させ易い乱視
があると考えてます。
視力回復を行う上で、この微妙な違いの挙動を押さえて、
より良いルートを選択することも大事なポイントなんじゃないかと考えてます。
新・視力回復では、
幾つかの特殊な挙動を利用して、
角膜乱視、水晶体乱視の状態含めて、
脳を反応させながら視力回復(乱視改善)させてます。
ん〜、秘密情報を隠しながらだと、ここまでが限界かなぁ・・・
これでも、一旦ボツにした原稿の再生頑張ってみたんだよ?
んじゃあ、もう少しだけ・・・
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乱視が発生する眼の構造上の部位
一般的には、「角膜のゆがみ」が主因と言われています。
「水晶体のゆがみ」は、「角膜のゆがみ」に比較してかなり少ないんだそう。
角膜のゆがみが主因?
だったら、自力で治す方法って色々とあるんじゃない?
単純にそう思うんですが、物事そう単純なことばかりじゃない(^^;)
自力で治そう!そう思い立った誰しもが思いつくのが、外眼筋のバランス調整ですよね?
上をじっと見て数秒、 下をじっと見て数秒、 右をじっと見て数秒、 左をじっと見て数秒 |
広く知られている?のがこんな方法です。
簡単ですね。
でも、症状が軽い方には十分に効果ありますが、色々と不十分です(^^;)
ご参考⇒
- ☆はじめに8(新・視力回復法〜他の視力回復法との比較(3)) 〜ガイド・レール
自分が考える乱視の要因箇所
下図は、いつもの手抜きな眼球図です。
乱視を治す・補正する・軽減する・・・
と考える場合、自分的には概ね以下の要素があると考えてます。
(幾つか除いてますけど・・・(^^;))
(病的な要因除く)
- 角膜のゆがみ
- 水晶体のゆがみ
- 水晶体の変位
- 虹彩のゆがみ
- 眼球全体の変形・ゆがみ
- 網膜のゆがみ
もともと眼球レンズは、カメラのレンズのような精巧なものと違って、
どこを通っても、外界の1点が、網膜の1点に完全に集約する
・・・というワケではありません。
この為、誰しもが少なからず乱視を持っていると言われています。
微細な乱視は、脳内補正でうまく処理されて気付かないだけですね。
直乱視、倒乱視、斜乱視の場合は、
外界の1点が、網膜内の2点に合焦することになります。
不正乱視の場合は、
外界の1点が、網膜内の複数点に合焦することになります。
乱視は視力値の状態にかなり影響されます。
視力が低いと、錯乱円(イメージ・サークル)が大きくなるので、
1点の光が網膜の視細胞にかぶる領域が大きくなりボケます。
不正乱視で近視の場合、そうでなくてもボケて見えにくいのに、
本物として処理したい1点の光以外に、ある意味、偽者の光が
多数網膜に合焦してくるので、映像の分解能が極端に落ちることになります。
そして、不正乱視の嫌な所は、
レンズのあちこちに歪みを持っているために、
ある一点に注目した時に、
球面収差、コマ収差、非点収差などが強調されて、
余計に見え方がひどくなる点でしょうか。
像が幾重に重なって見えるだけでなく、
それぞれの像を構成する点までもがブレることになります。
ところで・・・
夜盲症(鳥目)、夕方近視、夕方老眼
夜盲症(鳥目)ってのは昔から知られていますが、
最近だと、夕方近視、夕方老眼(夕方老視)なんて新語?があるみたいです。
夜盲症(やもうしょう、英:Nyctalopia)
暗部の視力が著しく衰え、目がよく見えなくなる病気。 俗に鳥目(とりめ)と呼ばれる。
網膜の中央には黄斑と呼ばれる錐体細胞が多く集まった部位が存在するため、 夜盲症ではない人でも暗所ではやや視線を外さないと見えづらい場合がある。
なお、鳥類は全て鳥目と誤解されることが多いが、 ニワトリなどを除いて鳥類は暗部でも視力を持つものが多い。 一般に昼行性が多いが、フクロウ、ヨタカ、ゴイサギなど、 夜行性や薄明活動型(夕方に活動)の鳥類も少なくない。 |
なんか分かりにくいですね。
ざっと検索すると、
夜や暗いところで極端に視力が落ちる症状を指すようです。
暗順応が悪かったり、網膜変性の病気だったり、
ビタミンA不足だったり、遺伝だったり・・・
とにかく、原因は良く分からないけど、病気ですよ!
ってな情報が多いですね。
ただ・・・気になる点があります(^^;)
え〜、仕方ないじゃん・・・
人が書いてないことを公表しようとすると、どうしても必然になるよね???
これでも割と押さえてるんだけどね〜
さて・・・
夕方近視、夕方老眼なる新語?
まぁ、そう感じる方が増えているから出来た造語っぽい。
増えている・・・そうなんでしょうね。
夕方になると視力が低下する・・・
以前は、夕方になると目が疲労して、
疲れ目、眼精疲労なんじゃない?ってな検索ヒットが多かったですが、
最近だと、夜盲症が、ロドプシンが、ビタミンAが・・・
ってなヒットが多い傾向に変わって来てるように思います。
以前、疲れ目だけじゃなくて、単純に、
瞳孔が開く傾向になるからじゃないの???
ってなことを書きました。
本来、副交感神経が優位になる夜なのに、
縮瞳傾向になって視力がアップしないのは、
やはり暗さの要因が勝って瞳孔が開く傾向になるからじゃない?
案外、疲れ目、眼精疲労って原因じゃない方も少なくないんじゃない?
夕方近視・夕方老眼ってのは、言葉的に、
この辺りの時間帯での視力低下の状態を指して
作られた言葉だと思うんですけど、
- 夜盲症(鳥目)=夕方近視・夕方老眼
って意味合いで書いてるサイトの検索ヒットも多かったです。
夜盲症は、Wikipediaの内容と合わせて考えると、
色を感知しない桿体細胞の働き不足を指す病気っぽいし、
色が判別出来る薄明かりの状態と、
色が判別出来ないほどの暗所での視力の状態を、
ごっちゃにして考えてはいけなくて、
本来は厳密に分けるべきなんじゃないかとは思うんですけどね(^^;)
この点については一旦、ここまでにします。
今回は別視点で、もう一歩踏み込みますね。
乱視はそもそも夜視力が落ちる〜夜盲症(鳥目)・夕方近視・夕方老眼との関係は?
夜になり、
日中より明るさが低下すると視力が落ちるのは何故?
ちょっとメカニズム(仕組み・原理)を考えると、
あぁ、なるほど、
となると思います。
瞳孔が開き気味になるので、乱視(特に不正乱視)の方は、
網膜の単一点に結像してしまう偽の光点が多くなります。
瞳孔が開いて、光が通る経路が広がるので、
そこに乱視要因があると考えると当然ですよね?
日中より瞳孔が開いた時だけ、乱視が強く発現するという
特殊な?角膜の歪み方をしている方も居るかも知れませんね?
特にハード・コンタクト・レンズだと、角膜の周辺部への接触で、
角膜を傷つけたりして、瞳孔開くと乱視が目立つ!
ってなこともあったりするかも知れませんね(テキトー(^^;))
ソフト・コンタクトだと傷はつかなさそうに思えますが、
つけっぱなしにしたりするとベッタリ張り付いたりしますし、
ハードよりも角膜全面に影響しそうです。
ドライ・アイも怪しいですよね。
涙の切れ方によると思いますが、
油膜が張り付けずに重力で落ちるとすると、
角膜の上の方がより乾き易そう。
夜だけ乱視が酷くなる人が居るかもっていうパターン、
なんか信憑性増して来た気がしませんか?(^^;)
更に、
瞳孔が開き気味になると、よりピント調整力が落ちるので、
網膜に合焦するときの光点はぼわっと広がるわけです
(錯乱円/イメージ・サークルが大きくなる)。
カメラ的には、被写界深度が浅くなるということで、
ピン・ホール・アイマスクだともっと穴が大きいモノに
かけかえたことになりますね。
見かけのレンズ口径が大きくなるので、
球面収差によるボケや色にじみなどが起き易くなりそうです。
明らかに網膜での解像度(分解能)・・・落ちますよね?
日中より単一視細胞への偽の光情報が多くなるので、
日中は何とか脳内補正出来ていた映像ももはや
分解・補正処理が出来なくなるワケです。
左右の目の乱視の状態が全く一緒と言うことは無いでしょうから、
ある程度は、補正の重要キーである左右の目の映像差で、
日中はうまく補正出来ていたとしても、夜になると、
より厳しい条件になるワケです。
そして、更に、
映像立体認識、補正のキーとなっていたであろう、
輪郭情報も、色情報もぼけるだろうし、
明るさが全体落ちているので、コントラスト差も少なくなる、
そうすると、全てがもわっとして来て脳みそはお手上げです(^^;)
乱視があるだけで、明るさが落ちた環境下では、
視力が極端に落ち易いと思いませんか?
こういうメカニズムで低下した視力は、
明らかに夜盲症(鳥目)のソレとは違うと思うんですよね。
実際、検索ヒットで気になるQ&A眺めてみると、
夜見えないんだから夜盲症との診断、
網膜の変性も無ければ視野狭窄も無い・・・
原因が良く分からないけど、夜盲症の主因は遺伝。
遺伝だから仕方なく、治療法も無いです
・・・と切り捨てられてる方の事例もあります。
単純に、乱視なだけだったりしない???
そんな事例が少なくないように思えるんだけど?
だ、誰のせい???
by やすみん001 (yasumin001) / 天人鳥のいる暮らし + 視力回復コア・ポータル|新・視力回復法〜コア・メソッド〜軸性近視からの回復法(Life with pin-tailed whydah(s)/vidua macroura and vision restoration)