シリーズ記事: 日本人に目が悪い人が多い理由と治し方が分かった気がする・・・新説? やすみん001流 新・視力回復法
(やすみん001流 新・視力回復法・・・ためしてガッテンの5分で眼鏡いらずに・・・のムチンの方法とは違います(^^;))
食べ物で視力回復出来るなら楽で良いよね?ブルーベリーの真偽を追ったら大変なコトになった|視力回復コア・ポータル
Rhodopsin
by S. Jahnichen
- 投稿者自身による作品. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ
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ご注意
この記事も、シリーズ記事に組み込みましたが、
この記事は、自分の経験に基づくモノでは無いです。
調べつつ書き進める・・・
ほぼ、行き当たりばったりなお勉強と、
自己見解ですので、
そんな感じで受け止めて下さい(^^;)
食べ物で目が良くなる? 本当かいな?
視力回復に真剣に取り組んだ経験からすると、
食べ物で目が良くなる要素ってドコにあるんだ?
とちょっと興味が沸きました。
そんな話や記事に多く接するのも事実。
そんな記事に多く接するのも事実(^^;)
でも、自分の経験からすると、
短期間でも十分な視力回復を実現していますから、
もしかすると、同じようなコトかも知れません。
・・・だとしたら、知らないのは損ですよね?
ブルーベリーで目が良くなる成分って何?
ブルーベリーに含まれているアントシアニンの効能・・・
ってコトらしいですね。
ライターがどの切り口で見ているか?
で、効能の説明が結構違いますね。
アントシアニンについて教えて! Wikipedia先生!
アントシアニン - Wikipedia より抜粋。
アントシアニン(英:anthocyanin)
植物界において広く存在する色素、 アントシアン(英:anthocyan、果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、 アントシアニジンがアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のこと。
高等植物では普遍的な物質であり、花や果実の色の表現に役立っている。 フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られる。 |
アントシアニン - Wikipedia より続けて抜粋。
健康食品
プロシアニジンを用いた有賀らの報告によると、動物実験では抗酸化性に由来すると考えられる薬理作用が見出され、ヒトでは筋疲労を抑制し、運動による過酸化脂質の増加を抑制したとの実験結果が得られた。
薬理作用は完全には解明されておらず、日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品も認可されていない(欧米では代替医療が伝統的に認められているという社会背景から、医薬品として利用されるものもある)。
栄養機能食品としてアントシアニン含有を謳った食品が存在しているが、これらは飲食によって健康が増進することを保証するものでは無く、特定成分を含有していれば個別審査を受けずに表示することが認められている(栄養機能食品等については健康食品#保健機能食品を参照)。 |
視力を回復する直接的な効果はなさそう???
色々眺めていると、
健康面で目に良い何かしらの効果は有りそうで、
色んなトコロが色々と臨床してるっぽいけど、
データドリブンな臨床ってあんまり多くなさそう。
これが、
「日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品も認可されていない」
というコトに繋がってるんでしょうね。
ちなみに・・・
ブルーベリー(ビルベリー)の逸話の真偽
ビルベリー - Wikipedia より抜粋。
医薬用途の可能性
しばしば夜間視力の改善と関連付けられ、ビルベリーは第二次世界大戦中に英国空軍のパイロットが夜間の作戦における視力をはっきりとさせるためにビルベリージャムを摂取したとする有名な話の中で言及される。
しかしながら、アメリカ海軍による最近の研究ではそのような効果は見られず、英国空軍の逸話に関する証拠は見付かっていない。
夜間視力に対するビルベリーの効果は見出されていないものの、ラットを用いた研究によって、ビルベリー摂取が加齢黄斑変性といった眼の疾患を阻害あるいは回復させるという予備的証拠が得られている。
ビルベリーは、抗酸化作用を有するものもあるフラボノイド類のよい供給源として認識されている。 ビルベリーの濃紫色の果実はアントシアニン色素を含んでいる。 |
ってなコトが書いてたりして(^^;)
いきなり、自分見解出してしまいましたが、とりあえず・・・
まず、アントシアニンって眼に届くの?
最初に思った疑問が、アントシアニンって本当に眼に届くの?
ってコトですが、どうやら、眼に届くらしいです。
色々見ると・・・
アントシアニンは、経口摂取されると、 何時間か、成分変化無しで、血中を漂う。 これは血中濃度の変化計測で実証されている。 また、網膜、毛様体、房水などで血中濃度より高い。 ・・・ので、 その間に眼に何らかの効果をもたらすハズ。 |
ってな類のコトが書かれてます。
一番目立つのが、
アントシアニンがロドプシンの再合成をサポート
という効能。
光を網膜上で受けて視神経に伝達する際に、
ロドプシンという物質が、分解・再合成されるらしく、
この再合成を促進する・助ける機能がアントシアニンにあるようです。
ロドプシンが不足すると、視神経に送る信号が
少なくなってしまうので、目が良く見えない
ってなコトのようで、
目がチカチカ、しぱしぱするのはこのコトによるんだそう。
疲れ目って、それなりに治るよね? なんで?
再合成を促進する・助ける機能がアントシアニンにある・・・の、
促進する・助ける機能ってのがポイントっぽいですね。
ロドプシン - Wikipedia より抜粋。
ロドプシン (Rhodopsin)、別名視紅(しこう)
脊椎動物の光受容器細胞に存在する色素である。 網膜において光受容器細胞の形成と光の認識の初期段階をつかさどる。 Gタンパク結合受容体ファミリーに属し光に敏感であり、 夜間視力はこの物質のおかげで成り立つ。 光を浴びると即座に退色し、その回復にヒトの場合は約30分かかる。
ロドプシンは2つの部分から成っている。 オプシンと呼ばれるタンパク質部分と、 可逆的に共有結合をつくる補因子のレチナール(レチンアルデヒド)である。
オプシンは7本のらせんが束になって膜を貫通し、 中心のポケット内にクロモフォア(色中心)のレチナールが結合する。 レチナールは網膜でビタミンAから作られる。 11-シス-レチナール (11-cis-retinal) が光によりオールトランスレチナール (all-trans-retinal) へ異性化するとオプシンは構造変化を起こし、会合しているGタンパク質を活性化させセカンドメッセンジャーカスケードを引き起こす。
ロドプシンが視神経に信号を伝えるのは、次の網膜でのメカニズムによる。 βカロテンが鎖の真ん中で切断されると、 二つのトランス型のレチノールというアルコール型のビタミンAが生成する。 レチノールは酸化されてレチナールというアルデヒドになる。 このトランス型のレチナールを、シス型のレチナールに変化させ、オプシンに収納される。 この状態が、ロドプシンである。 このロドプシンへ光が当たるとシス型のレチナールが安定なトランス型に戻り、 トランス型レチナール分子は、オプシンに収まらず、はずれてしまう。
この変化が細胞の中に伝えられ、化学的に増幅されて、光が当たった、 という信号となって視神経に伝えられる。
トランス型レチナールは、再びイソメラーゼの働きで シス型に折り曲げられてオプシンに収納される。
やがてレチナールは消耗するので、不足した分は、レチノールから酸化して補われる。 このため、網膜にはレチノールをレチナールに酸化するための アルコール脱水素酵素が豊富に存在する。
そのため、メタノールを飲んだ場合には、網膜でホルムアルデヒドが大量に作られ、 ホルムアルデヒドの毒性で視細胞が死に、失明することになる。
桿体細胞にあるロドプシンは緑青色の光を最も吸収するので 赤紫色に見えるのが視紅と呼ばれる所以である。 そのために暗所での視界はモノクロに見える。 |
アルコールデヒドロゲナーゼ - Wikipedia より抜粋。
ヒトではアルコール脱水素酵素は、 大部分が肝臓に存在し、少量が胃、腸、腎、網膜、脳に分布する |
あはは・・・
他の効能
臨床が圧倒的に足りないけど、
色んな効果は期待出来そうってなコトで、
色んなトコロで色んなコトをやってるみたいですね。
これらは、根拠提示が難しいので、
ネットで各々検索してみて下さい(^^;)
研究の本文は読めないけど、概要眺めると、ちょっと面白い。
ちょっと気になった部分だけを少し・・・
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瞳孔が開くという臨床結果
なんて感じで書いてあるトコロがちらほら。
瞳孔が3mmだったのが、5mmになったとか、
そんなデータの羅列がたくさんあるサイトもありますね。
近視の方には効かないよね?
仮にそんな効能があったとしましょう。
近視にも効果ある感じで書かれてますけど・・・
瞳孔が開くってコトは、ピンホール・アイマスクの記事でも書いたけど、
被写界深度が浅くなって、結果的に、網膜への焦点距離が
縮む方向に作用すると思うんですよね。
軸性近視、屈折性近視、共に、
網膜手前にピントが合ってしまうのが原因なので、
もっとぼわっとしてしまうんじゃないかなぁ・・・
症状の軽い近視の方だと治る方もいらっしゃいそうですが、
重い症状の方だと無理ですよね?
毛様体を弛緩させるという臨床結果
作用機序は書いてませんでしたが、
効果が認められた臨床があったみたいな情報もありますね。
素人目に単純に捉えると・・・
色素を含んだ糖が、筋肉を直接、弛緩させるの??? 色素を含んだ糖が、神経に作用するの??? |
・・・と、とても疑問に思えてしまうんですけどね(^^;)
ブルーベリー食べてる間は目が良くなったよ!
・・・と、眼鏡を常用している方がある時言ってました。
彼・・・どう見ても、結構な近視だよなぁ・・・
もしかして・・・
アントシアニンとアントシアニジンと配糖体
違いました(^^;)
オリゴ糖は、腸内で吸収されにくいので・・・と、アチコチで書かれてました。
え? 糖なのに、吸収されにくい?
気になって、配糖体を追って見ました。
糖類、糖質は、糖の仲間だけが結合したもの。
配糖体は、糖と糖以外のもの(アグリコンと呼ばれる)が結合したもの。
つまり、アントシアニンは、
糖と、アントシアニジンという色素(アグリコン)が結合したもの。
配糖体について - ODN によると、
一般に、配糖体は疎水性の生体膜を透過しにくいのであるが、消化酵素や腸内細菌などの作用で糖鎖が分解されて生成するアグリコンは疎水性で吸収されやすいものが多いので、配糖体を多く含むエキスは経口投与に適したものといえる。 |
ん? ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん!
これらを合わせると、
ってなコトになります。
でも、アチコチで、アントシアニンが網膜に・・・って書いてある。
よく分からない・・・
さすがに不毛に思えてきたので、
ここいらでブルーベリーの深追いはやめておきます(^^;)
少しだけカシス・・・
ブルーベリーには無いけど、カシスには毛様体の弛緩効能がある
日本カシス協会 の目の「コリ」ほぐすカシスアントシアニン を見ると、
牛の目の毛様体を取り出してアントシアニンに浸す臨床で効果ありだそう。
あぁ・・・でも、やっぱり分からない・・・
ちょっとびっくりの情報見つけた(^^;)
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ブルーベリーには、効能無いって思いっきり言ってる・・・
同じく、日本カシス協会 のブルーベリーより目に効く? を見ると、
2時間のパソコン作業での眼の屈折率の臨床で、
ブルーベリーは、プラセボなグループと同様に悪化、
カシスアントシアニンは、改善、
ってな比較グラフがあります。
同じく、ブルーベリーには無くて、
カシスアントシアニンにある眼軸伸張抑制効果、
これはちょっと興味深い。
本当だったら、いいですね(^^;)
後は各々の判断で・・・(^^;)
フォローありがとう、ひなちゃん(^^;)
〜おわり by yasumin001 (やすみん001) / 天人鳥のいる暮らし(Life with pin-tailed whydahs/vidua macroura)〜